御本 立鶴茶碗 清水久嗣作

作品名

御本 立鶴茶碗

 

作家名

向栄会職方 韓国駕洛窯・楽山窯 清水久嗣作

 

寸 法

径12.4cm 高10.0cm


共箱


御本立鶴茶碗について

 御本立鶴茶碗伝承によれば、寛永十六年将軍家の大福茶用に好まれたのがこの立鶴茶碗で、その鶴の絵は三代将軍家光公の筆になるといわれています。形姿は遠州公の意匠でこれを対州宗家を中継して朝鮮に注文され、これが御本の始まりです。今日、当初のものと思われるものが約十碗ほど伝えられていますが、いずれも形は大振りの筒形で口が少し端反りになっています。更に特徴となっているのは大きく三つに切り込まれた割高台で、時代の下る立鶴との違いはこの高台の作調で見分ける事が出来ます。鶴の絵は前後に一羽ずつ描かれていますが、型押の上へ鶴の胴部には白土を象嵌し、頭、足、尾は鉄釉が添筆されています。全体に枇杷色を呈しており、これに美しい鹿の子が現れていることを見所としています。いかにも将軍家のお正月を象徴する気品高い茶碗です。


作品説明

 本作品は、本歌の御本立鶴を向栄会職方 韓国駕洛窯・楽山窯 清水久嗣氏が、忠実に写した作品です。遠州流職方である清水氏は、茶会や茶事で本歌の茶碗に出会う機会が何度かあったことでしょう。寸法、高台の切込、高台回りの削り込み、形は本歌とほぼ同じ、御本ならではの鹿の子が綺麗に出ています。永く愛用したい素晴らしい茶碗です。


 

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